痛みを感じているのは、実は脳!?
「腰が痛い!」「肩が痛い!」
普段何気なく感じているこの「痛み」。実は身体の中でどのように生まれているか、ご存じでしょうか?
今回は、意外と知らない痛みの仕組みについてご紹介します!
痛みを感じるセンサーがある?
私たちの皮膚や筋肉、関節などには、身体にとって危険な刺激を感知する「侵害受容器(しんがいじゅようき)」というセンサーがあります。
例えば、熱いものに触れたり、足を強くぶつけたりすると、このセンサーが反応します。
すると、その情報が末梢神経 → 脊髄 → 脳へと伝わっていきます。
ここで重要なのが、侵害受容器が直接「痛み」を感じているわけではないということ!
侵害受容器は危険な刺激の情報を伝え、その情報を脳が処理することで、私たちは痛みを感じています。
痛みを伝える神経にも種類がある!
実は、痛みに関わる神経線維には種類があります。
代表的なのがAδ(エーデルタ)線維とC線維です。
Aδ線維は比較的速く情報を伝え、鋭く局所的な痛みに関係します。
一方、C線維は伝達速度が遅く、鈍く広がるような痛みに関係します。
例えば、足の小指をぶつけたとき。
最初に「痛っ!」と鋭い痛みを感じ、そのあとジンジンとした痛みが続くことがありますよね。
この違いには、神経線維の特徴も関係しているんです!
そもそも痛みは必要なの?
「痛みなんてなければいいのに!」
そう思うこともありますよね。
しかし痛みには、身体の危険を知らせ、さらなる損傷を防ぐという大切な役割があります。
痛みがあるからこそ、熱いものから手を離したり、ケガをした足に無理な負担をかけないようにしたりできます。
つまり痛みは、身体を守るための警報装置のような存在なんです。
ただし、痛みの強さと組織の損傷の大きさは必ずしも一致しません。
脳は身体からの情報だけでなく、過去の経験や周囲の状況なども踏まえて痛みを生み出すためです。
では、捻挫や打撲をしたときに起こる「炎症」は、なぜ痛みを強くするのでしょうか?
次回は「炎症と痛みの関係」についてご紹介します!
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